読書ノート「フィールドワークの技法」/ 佐藤郁哉
・常時参照用、音読用教材…
・読み込みにおいて、既成の方法論を採用>「東大読書」/東洋経済(吉田のfb記事…2021-9-4参照)
<読書前の目標>
目標1…>フィールドワークの方法を、ザクリザクリと把握する。
目標2、>実地調査、仮説形成、データ分析、理論形成等…の作業方法についての詳細を知る。
<目標達成のための学習課題(本書目次を参考にする)>
[第一部]
第①章、体験としてのフィールドワーク
❶、矯正施設
❷、暴走族
❸、現代演劇
=>抜粋読み、と要点まとめ
第②章、人間関係としてのフィールドワーク
❶、少年院
❷、暴走族
❸、(異人性とストレス)
=>抜粋読み、と要点まとめ
第③章、問題構造化作業としてのフィールドワーク
❶、暴走族
❷、現代演劇(大きな仕切り直しアリ)
[第二部]技法編
第④章、フィールドノートをつける
=>「物書きモードと複眼的思考」
第⑤章、聞き取りをする
❶、問わず語りに耳を傾ける
>インフォーマル・インタビュー
❷、あらたまって話を聞く
>フォーマル・インタビュー
=>抜粋読みと要点まとめ
<現状>
・吉田はフィールドワークを読んだり聞いたりしたことがなかった。もちろん書き方も知らない。
・文章修行については、2018年9月からフェイスブックで定期的に文章を書いていた。
・つい最近まで、ネット・TELの塾でエッセイ・ライティングを学んでいた。
二、想定読み…マクロな視点
<本書の「タイトル」から情報を汲み取る>
>フィールドワークとは…
1:研究対象となっている人々と共に生活したり、そのような人々(:インフォーマント、情報提供者)と対話したり、インタビュー(間接問答)をしたりする社会調査活動のこと。
2:ある調査対象について学術研究をする際に、テーマに即した場所(:現場)を実際に訪れて、調査研究活動を行い、学術的な成果を上げることを目的とした調査技法のこと。
<「目次」から情報を得る>
第一部 方法編
第1章、体験としてのフィールドワーク
❶、矯正施設
❷、暴走族
❸、現代演劇
第2章、人間関係とフィールドワーク
❶、少年院
❷、暴走族・右京連合
❸、インフォーマントとラポールについて
❹、人間関係とストレスについて
第3章、問題構造化作業としてのフィールドワーク
❶、暴走族
❷、現代演劇
第二部、技法編
第4章、フィールドノートをつける
「物書きモード」と複眼的思考
第5章、聞き取りをする
・問わず語りに耳を傾ける
=>インフォーマル・インタビュー
・あらたまって話を聞く
=>フォーマル・インタビュー
第6章、民族誌を書く
❶、理論とデータの「分離エラー」
❷、漸次構造化法と「分厚い記述」
❸、調査データの分析
<「プロフィール」から情報を得る>
>この文書の内容は、心理学的・社会学的成果である。
>専攻は文化社会学
>彼の著作…
「暴走族のエスノグラフィ」
「現代演劇のフィールドワーク」
了
読書の方法・社会学文献を読むにあたり…
<まえがき>
「中国ファクターの政治社会学」白水社、を読むにあたって(「東大読書」東洋経済、を参考…)
Contents
<1>まず読書前の準備!
①、仮説作り
②、装丁読み
<2>読書の本番
①、段落要約
②、質問読み
③、追及読み
本文
>
<まず読書前の準備>
①、仮説作り(方法解説)
>マクロの視点…全体としての読解のヒント(取り敢えず、完璧なヒントでなくてもいい)
②、想定読み
>ミクロの視点…部分的な読解のヒント
①、仮説作り(方法解説)
>以下abcをノート❶にまとめる。
a、その本を手に取った時の、目標
b、目次を見ながら、目標実現の道筋を書く。
c、読み手の現状
>このノート❶を、あらゆる機会に何度も何度も読み返す。
②、想定読み…方法解説
>以下のabcをノート❶にまとめる。
a、タイトルからの情報を汲み取る。
b、帯・目次からの情報を汲み取る。
c、著者のプロフィールからの情報を汲み取る。
>このノート❶を、以下イ・ロの際に何度も何度も読み返す。
イ、読書の中断時
ロ、理解困難な情報が出てきた時。
<読書の本番>
①、段落要約
②、質問読み…著者の考えに沿った問いを立てる。
③、追及読み…自分で問いを立てる。
>
①、段落要約…
[方法解説]
・読んだ内容を要約する。
>目標としては、段落ごとに長くても一文程度。
[効用]
❶、段落要約によって、読者自身の理解の「濃淡」があからさまに可視化できる。
>理由…段落要約によって、内容理解の不十分な所・納得できない箇所があからさまになるから。
❷、段落要約は、読書のやり方を通読モードから精読モードへと切り替える。そして通読・精読がどういうもので、その長所・短所が何なのかが、認知できる。
語句)精読:文法や単語等、細かい所まで丁寧に理解しながら読み進める事。
>理由…書物・論文を通読できるのは、読書の際に読み飛ばしてあるから。
>まとめ…通読が悪いのでは無く、理解がより進むための一方法として段落要約がある。
❸、段落要約は、難解な本の岩盤崩しでもある。
❹、段落要約は、理解度のセルフモニタリングでもある。
[提案]
・成果物(要約文)は、長期に保存して読み返すと良い。
>その効能…読み手として、自分の理解度・成長度を確認できる。
②、質問読み
[方法]
・本の読者で無く記者になる。
❶、質問を投げかける。
❷、「えっそれ本当?」とつっこみを入れる。
>❶❷…このようにしてメモを取る。
>コツ…ア、著者の冒頭の問い・イ、複数の回答がありそうな問い・ウ、議論が分かれそうな問い…を中心に探す。
[回答作成について]
>質問の8割は本の中で解決できる。
>あとはスマホでチェック。
[重要ポイント]
>質問事項が多すぎず少なすぎず。そして文章の流れに沿って、ノートにまとめていく。とにかくこれは慣れ❗️
③、追及読み
[方法解説]
❶、一回読んだ本や章を選ぶ。
❷、その本を「本当にそれが正しいのか?」と疑問を抱きつつ読んでいく。
❸、読み終えた際、解消しなかった疑問はノートに写し、調べてみる。
まとめ…要するに、自分で勝手に考えて自分なりにテーマに対して向き合う。
[効能]
考える力・意見を深める力が鍛えられる。
了
世界情勢…ワタシの情報収集法
はじめに
今、私の興味・関心は「世界で何が起きているの」という事、そして「人権問題」です。其れに関するfb記事をネット上に発信するには???。漠然とした不安を抱えた私は、まず世界の時事・ニュース情報の潤沢な授受媒体(:手段)を探しました。第一項はネット上からの情報収集について、そして第二項は世界情勢に関する、私の注目中のキーワードです。ウィキ見りゃわかるジャーンと鼻でせせら笑うそこのあなたあなたあなた!。ネット・雑誌・本、彼方此方を片っぱしから調べたんです^_^!!。
Contents(目次)
第一項、情報収集法
a、Gunosy等のキュレーションツールを活用
b、Googleアラートに関心のある言葉を20〜30個登録
C、Facebookのタイムラインを活用
D、Twitterのタイムラインを活用
第二項、吉田の収集内容(参考…)
本文>
=私の情報収集法=
a、<Gunosy等のキュレーションツールを活用>
:①、情報キュレーションサービス
:②、無料のニュースアプリ
>③、100以上のメディアからのニュース配信。
・キュレーション
>特定aiが、情報の収集・整理と価値付加の作業をする。
b、<Googleアラートに関心のある言葉を20〜30個登録>
:検索エンジン企業Googleが、提供するサービス。ユーザーが選択した言葉(word、phrase)が使われた、ネット上の、ニュース・ウェブ・ブログ等を電子メール(g-mail)またはフィード(rss)で通知する。
C、<Facebookのタイムラインを活用>
・個人情報の開示・閲覧を楽しむというfbの性格上、そこで得られた情報はニュース・時事関連というより、仲間内関連の情報となるかも。
・メッセンジャーと記事投稿・機能を利用
d、<Twitterのタイムラインを活用>
・Twitterでのフォロー先
・ハフィントンポスト日本版>グローバルな視点
・Pars Today日本版>中東の視点)
Merit
>リアルタイムな情報入手が可能
>いいねが多いと女の子にモテる。
2、=吉田の勉強内容(Googleアラートへの登録語)=
地域
・台湾情勢>・アジア情勢>・世界情勢
内容
・人権保障・人道的支援・「抑圧に苦しむ人…」
国内
・高齢者・障害者・インターネット問題
国外
・企業の社会的責任(CSR)・国際人権法
・地域紛争
了
総合政策学…その方法を捉える!!。
[むね's コメント]
①、リアルタイムに「今」を分析し、そこから問題を提起しかつ解決策を見出し、そうしてその策を主体的・能動的に「現実社会」に活かしていく…。それが総合政策学。
②、この4行足らずのコンセプトを元に研究を進めていけば、総合政策学としてのかなりの学術的成果が得られるのでは???。
③、しかし一方で、総合政策学部で4年間学ぶ大きな目的には、「ハク」づけであったり、同志の仲間との関係形成であったりと、それはそれでまた重要である。
④、今私は、ある研究テーマを心の中に抱いています。その個人的な調査・研究の取り組みの中で、英語と小論文スキルが大切なツールとなって来るかもしれません。しばらくは、受験勉強と研究活動を同時進行させようと思っています。
⑤、元外交官主任分析官の佐藤優氏は、学問スキルやビジネススキルの素養として、数学・現古漢・地歴公民は是非マスターすべきと云っています。
⑥、総合政策学上の調査・研究を行う上で、その実践活動の素養となるリベラル・アーツの習得が、何よりも重要なようです。
・読書ノート
「総合政策学」/慶應義塾大学出版会
序文
a、定義
>:リアルタイムに「今」を分析し、問題解決の方法をデザインし、そして主体的・能動的に対応する学。
b、沿革
1990年 慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)総合政策学部が設置される。
2003年 「総合政策学の最先端」を刊行
2006年
2月 本書刊行
c、沿革まとめ
>「総合政策学」という概念が登場し、時と共にその概念は変貌・発展を繰り返してきた…。
第一部「総合政策学の確立に向けて」
第一章「伝統的政策から社会プログラムへ」
<伝統的政策の限界>
・現代社会の各種問題は、「従来の政府による政策(=公共政策)では不十分。
>何故なら…
①、政府の民間部門と比した(:比較した)際の情報通信技術の劣位性。
②、社会問題について、NPOやNGOの「対応可能性の増加」(=より有望視)。
<社会プログラム、時代の要請>
・各種問題の解決は…
>❶政府 、❷非営利組織、❸民間の企業・個人
が行う…
・まとめ
>上記❶❷❸、のような多様な主体が関与する問題解決プロセスを理解する上で、「ガバナンス」という概念が一つの軸となっている。
・ガバナンス
:統治プロセス。(企業・組織等に使う。)
第ニ章、総合政策学…。「理論的基礎、研究手法、今後の課題」
❶、理論的基礎(:アイデア)
>社会問題の解決のための「社会プログラム」推進という考え方、アイデア。
>具体的条件
①、問題解決を図る上での、実効性の高さ。
②、社会の安定性を図る上での、対応力の幅広さ・優秀さ。
❷、研究手法
・各種学問領域の成果を有機的に利用。
しつつ、
⑴、問題の発見 ⑵、その性質・解析
⑶、対応施策の立案 ⑷、実施 ⑸、成果の評価
と云った、⑴〜⑸の一連のプロセスを扱う。
このような…
「問題発見・解決型の社会科学」
=>総合政策学❣️
参考)
・有機的
:一つの中枢的な部分を中心として、全体が関連のある働きをする様子だ。
第二部、総合政策学の基本的諸側面
第三章、ネットワークと総合政策学
・論点(:議論のポイント)
>インターネットがもたらす社会の根本的変動と、そこでの政策学のあり方。
・インターネットの今後とその対応策
>現場の問題解決能力を、今後高めるであろう。
一方で…
>世界的な社会混乱の状況を生み出す恐れが、今後あるであろう。。
=>このために、新しい統治(ガバナンス)が必要。
・ガバナンスに必須な要件(:必要な条件)
[統治される側]
>分散し自立しながら協調行動をとる、個人や組織の集まり。
[統治する側の必須要件](>スキル、能力)
>影響力(インフルエンス、見識)の行使
第4章、ヒューマンセキュリティと総合政策学
<ヒューマンセキュリティ…定義・沿革>
定義>心の安寧・心の安心のこと。人々が身体も安全だけれども、心も安心であるよと感じられること。人間の安全保障。
沿革>1994年に登場した言葉。
<総合政策学とヒューマンセキュリティ…その関連の中で提起される課題>
→社会に「人間の安全保障」的価値を生み出すためには、(その総合政策上の問題解決プロセスにおいて、)問題解決を行う「草の根」主体に対して、エンパワーメントを施して行かなくてはならない。
・エンパワーメント
:能力を高めること。権限を与えること。問題を解決する主体の行動能力強化。
第5章、問題解決実践と総合政策学〜中間支援組織という場の重要性
・総合政策学、その本質
>課題解決の上での、「実践」重視
>二つの実践例
❶、詳細を記述
❷、実践活動の位置付け、及び中間支援組織の位置付け。
・実践例、⑴
>❶、少子高齢化社会に於ける安定居住の提供支援。
>❷、大学、ないし研究者
・実践例、⑵
>❶、多言語・多文化化する日本社会に於ける言語政策のあり方。
>❷、大学、ないし研究者
第三部、総合政策学の具体的事例報告(=ケーススタディ・リポート)
・第6章
>総合政策学における環境ガバナンスの実践
・第7章
>開発援助政策…マクロ経済学と制度アプローチの融合
了
日本社会ってどんな形???。ーー読書ノート…
PREFACE(吉田's memo)
今の日本社会ってどんなかんじ???。私は図書館から大量に本を借りてきて、学習帳に、気づき!と
疑問点?、を書き出してみました。新自由主義勢力と共産主義「的」勢力(いわゆる共生社会を志向するような…)。その二極構造の緊張感・パワーオブバランス(勢力均衡)の中で、人々がストイックに・質素倹約に勤めて生活していけば、みんなが幸せになるのでは…。そんな事をボンヤリと考えてみました。しかし社会構造は非常に複雑で難解です。私の様な学問スクールに籍を置いていない門外漢が、楽しい楽しいだけで日本社会を論じてみても、恐らく一笑に付されるだけでしょう。卓上の大量の本と「焦り・失意」の日曜日のお昼。
p.s. 音読・暗唱用教材にどうぞ❣️。
CONTENTS
「私たちはどんな世界を生きているか」
/西谷修 p.28-38
A、「分断した社会について」
1、<戦後日本…世界の中の日本を考える…>
2、<喫緊の課題、日本の「戦後レジーム」からの脱却>
3 <「戦後日本」の経済活動と、それを取り巻くグローバルな経済活動>
>①経済活動の主人公!国家から企業への移行
>②企業と働く人々の関係変化(80年代の所謂(いわゆる)新自由主義転換)
>③経済活動の様式(スタイル)の転換
4、<「新自由主義」思想の芽生えとグローバル経済>
5、<極端に分離する階層>
6、<身分制と不平等>
ここから整理帳…
A、[分断した社会について]
1、<戦後日本…世界の中の日本を考える…>
>明治以来(日本が開国和親を行い、「世界」の内に入って以来、日本の社会情勢については世界のコンテクストの中で考えるのが鉄則。)
2、<喫緊の課題、日本の「戦後レジーム」からの脱却>
「戦後レジーム」
=戦後政治体制、又は戦後憲法体制
>その「憲法」とは、1945年憲法=GHQの押しつけ憲法>みっともない憲法?
・「戦後レジーム問題」を集約する課題
>憲法改定
・課題の中の課題❣️
>憲法九条「戦力不保持」条項
・改憲論者の言い掛かり???、①
>「だから国民は堕落し、私利私欲に浸って国家に尽くすことを忘れてしまった。」
>「国際状況の変化」「国際貢献」「大災害に備える」等…
・戦後の体制側(=政府側)の主張
>「富国○強兵✖️」に重きを置きましょうね。
具体ー「みんなしっかりナショナルな意識を持って頑張ろう❣️」
具体ー「国を豊かに、国民も豊かにしよう。そのために皆が一丸となって頑張ろう❣️。
>これが「戦後レジーム」主張の実態。
>しかし、この体制側の主張が「経済成長の達成」と「グローバル化」で新たな局面に立つ。
>!!!そして、復古的に見えるレジームチェンジの要求(=富国○/強兵○❣️)へ…。
3、<「戦後日本」の経済活動と、それを取り巻くグローバルな経済活動>
>①経済活動の主人公!国家から企業への変化
>>❶「経済システム」は19世紀以来、ずっと「国民経済の枠」でやってきた。
>>❷また、「世界の政治・社会・文化等…という世界情勢は、19世紀以来ずっと「国単位」でやってきた。
>❶❷の「世界状況」が半世紀間の冷戦期を経て、グローバル化した時、それは変貌し、
a、「国家の政治的枠組み」より、
b、「経済アクター」、(つまり企業とか企業連合、投資家等…)の方が、
>、国家を牛耳って市場を整備させる、というふうに、「力関係の転換」が起こった。
>②80年代のいわゆる新自由主義転換(企業と働く人々の「力関係変化」)
・80年代を境にして、「企業と働く人々」の関係は全く変わった。
:国家による福祉・公共サービスの縮小(小さな政府・民営化)と、大幅な規制緩和。市場原理主義の重視を特徴とする経済思想。
・80年代の新自由主義転換について(時代軸対比)
❶国民経済の時代
>「生産」によって経済が回っていた。(生産活動の企業経営。)
❷80年代の新自由主義転換以降…
>「経営重視!」によって経済がまわる。(福祉・公共サービス的なものの企業経営。)
・ここで言う「経営」とは
>生産単位を経営したり、売り買いしたり、流通インフラを独占したり…
>③経済活動の様式(スタイル)の転換
・70年代以降の「消費社会化」「情報化」の大きな波
>そのために企業の経済規模は異次元的な広がりをみせる。
・ここから、「たとえ話」…
>企業も人もデカくなると機動力がなくなる。
>お相撲さんの生活(企業の営利活動)、のためには、
>お相撲さんの日常生活のマネジメント(企業の生産・流通コストの質素倹約)、が必要。
そして、
>その企業の生産・流通コストを徹底的に下げるために、
>❶原料も人件費も安いところに生産拠点をどんどん移す。
>❷労働コストを出来るだけ切り詰めるため、労働者への負担を重くする。(賃金カット・労働時間の延長等…)
4、<経済思想「新自由主義」とグローバル経済>
・社会主義計画経済の登場
>社会正義を実現する切り札❣️。
>西欧資本主義圏、強固に反対。
「個人の自由の実現だけが正義」/フリードリヒ・ハイエク
>「すべてを市場のメカニズムに委ねよ、そうすれば市場が全てを解決する。」
・原理
:多くの事がそれによって説明可能な根本的な法則・理論。
・原理主義
:(聖書に)書かれている事全てが文字通りに真実であるとする過激・狂信的な考え方。
・新自由主義、具体的政策
>国家の負担だった「公的・社会的」領域の民営化
・イギリス「サッチャリズム」
・日本「中曽根行革」 等等…
<極端に分離する階層…そのメカニズム…>
・企業は安い労働力を求める。
>そして、国外の低賃金と競争をさせられて、賃金は高くなる。
>すると、
❶、企業は広いグローバルな市場で利益を上げるが、
❷、競争のために人件費はどんどん抑えられる。
>つまり、
・企業と「働く人」の利害は全く相反していく。
>そのため、
❶、「1%の富裕層」が「残りの99%の人」を合わせたほどの富を集積する。
❷、現代の経済の仕組み自体が、社会の階層分離を引き起こす大・大・大要因❣️。
・格差の事実と社会影響
❶、アメリカで「オキュパイ運動(occupy)」運動が起こる。
❷、トランプ現象と世界の右傾化
6、<身分制と不平等>
❶日本では、身分社会の解体が徹底していない。
>だから、(抽象)民衆の意識…、
・明治以降も「忠君愛国」的な意識が残る
>だから、(具体)民衆の感情…、
・偉い人は偉い人で、その方が面倒がなくていい。
・おこぼれを頂戴していた方がありがたい。
>だから逆に、
・抗議したり、権利を主張したりする人達を目障りに思って、民衆が嫌う様になる。
❷平等とは、
>あくまでも人格として平等なのであって、一人ひとりの性格・才能等…は違う。
・要するに、
>お互いがお互いを尊重し合って生きるということ。
・参考…
>「天は天の上に人を…」/福沢諭吉
・尊厳とは???
・辞書義
>絶対不可侵の権威と、代替不可の存在理由
・著者(西谷)によれば…
>お互いの「同等の人間性」を尊重し、また様々な相違点の価値も認め合うことで実現する。
了〜